出産前の記憶は異常気象の爆弾低気圧と、長く楽しめたが例年寄り早過ぎる桜前線が印象的な2013年の春だ。
桜が散ったら、自分は生憎入院して、出産後一週間過ぎて少し病院の外に足を踏み出す。
心地良い春の昼間。
荒んでいた憂鬱を一瞬馬鹿らしく思わせてくれたのは、自分が命懸けで産んだ息子の小さな手と、足元に咲いていたタンポポの優しい黄色だった。
雑草だと笑われるけど、逞しい花だと私なんかは親近感を憶える華。
もう、こんな季節なんだなと気付かされたら世間様はもう大型連休前。旦那が忙しく働く時期だ。
来年の今、私はどうしているだろうか?
今より気分が晴れて前進していたら良いなと細々と願うだけ。
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