実際問題、妊娠出産育児の大仕事が控える母親に成ると言う現実は日に日に大きくなるものだ。
お腹を触れば胎動を素手で感じるし、来るべき日に備えて確実に母親である私何かの意思お構いなしに成長し、この世に誕生する準備をこの子は着実に進めている。
其処で愚問の極みだが・・・・・・。
「お前。マジで私の子で良いの?」
何て思ってしまう私がいるのだ。
現実、自分がバリバリ働いていれば先行き見えない現在進行形の経済面やら養育環境に不安も無いモノだが、愚直にも若い旦那様に扶養に成ってる自分が何故か申し訳ないと思う事が度々思う。是は実際に働いている女性が出産育児に直面する際に誰でも思う事で有り、案外考え込むと本当に気が滅入る話でも有る。
実際に妊婦に成って様々な問題に直面した。
昔では考えられない程に随分過保護な行政や養育環境に絶句する。
取り分け保育問題と女性の雇用。
働きたいけど預かって貰えない。
働いて家計を考えているのに働けない。
子供は愛おしいけど、自分だって大事だ。
何故だか如何してか、常に今の状況では・・・・・・誰か私と赤ん坊の良き道の為に助けてよ?
みたいな他力本願が無いと迂闊に出産育児も出来やしない。
其れで何故か女性の雇用創出だの、労働力だの言う愚国の馬鹿さにうんざりする。
揺り籠から墓場迄と、北欧式社会保障何て現実丸で別次元だし、当然、世界で女性の社会進出又労働力が日本は最低に成るのは至極当たり前だ。
何で私は女何かに生まれて来たのか?
そんな禁句的な呟きも憂鬱な溜息と一緒に零れてしまう間抜けさに情け無く思う。
私は今後どうこの子を育てる為にこうした問題と対峙して行くのだろうか?
男性には理解しては貰えないもどかしさと向き合いながら沸々する窮屈で憂鬱をどう吐き出せば楽になるのか解らないまま過ごす有様だ。
女性の社会進出で勝ち組何てのは起業出来るか、卓越した能力、知力、技術でも無ければ先ず無理だし、家業でも無ければ皆、家庭で口惜しい侭長々数年単位で窮屈な自制やら抑圧の中で育児に専念しているしかな。最悪論から言えば家庭内の虐待やら子殺し、自殺や心中何て言葉が出てくる背景は社会から取り残されたSOSで無いだろうか?とさえ最近は思ってしまう。
それだけ、不安なんだよ・・・・・。
それだけ、苦しんでるんだよ・・・・・。
それだけ、滅入っているから気付いてよ・・・・。
と、言う声に聞こえて来たのは、実際に私が妊婦となって社会から隔離された事だ。
今迄は無視していた問題の大きさに身に染みたの事実だし、世の中の女性がこうした世界に直面した時に幸せと交錯する苦しさを男性は理解してと言うのは実に無理な話なのだが、自力では簡単に解決しない言い様の無い憂鬱さを僅かだけでも察してほしい。
働く事が当たり前みたいな労働世代の心境。
やはり、未だ未だ日本の物事を決めたりする連中には理解の理すら無いモノですね。
心象
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