2010年9月29日水曜日

普通って「枠」を引いてみれば

世の中「普通」って言いますが、「普通」の枠から離れた人は
何故か攻撃されやすい。
社会的に「普通」の枠から一歩離れると何故か近頃は直ぐに「異常」と見做し
何故か発達障害だので精神科なんて繁盛する。

不思議なもので「普通」と言う言葉に意味間違えて捉えているなと思う方々を
ネットでもリアルでもお見かけする今日この頃。

団体生活の輪から離れただけで「異常」「障害」と見られ
埋没する「個性」。
普通に気持ち悪い集団意識。

恐ろしいものだ。

教育現場でも生活環境でも一度「普通」から離れ、枠の外を出たら
二度と戻れない様に回避し、やれ「異常」「障害」と指を指すのだ。

取り扱い簡単で従順で団体の中に埋没して「個」が無い子供の方が
手間が掛からない。
しかし、社会だけ有って当然面倒で厄介な「個性」の子供は
集団から爪弾きされ嫌われる様な構造が何故か出来ている。

「普通では無い」

そう省かれるのが怖くて必死に体裁上「普通」を取り繕うと言う「没個性」時代到来。

みんなと一緒、みんなと同じ。

恐ろしい時代だ。「個性」何て丸で感じ無い。
普通で一緒、みんなと同じでは無い子は「異常」だよ。

怪物両親から虐待両親でも一緒・・・・・。

「普通」って言葉に流され過ぎて、「枠外」みたいに見られる事が恐怖だと
「躾」と言って手を挙げる親だっている現実。
「普通」であるべきの執着が仕向ける「普通」で有る為の教育。

この近年の文部科学省の教育の学習要綱には「個」を省く様な流れが有り、
普通では無い「枠外」との接触を引き離す制度への流れが有る。

子供の頃から沸々と思っていた疑問が「普通って何?」の私だけに
世間一般の普通は
とても馴染みが薄かったが、この「枠」の外の子のまま大人に成っていた自分には
やはり居場所は社会人に成っても無い訳だが、今の「普通」が当たり前なら

敢えて「異端」で良い。


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