2011年1月17日月曜日

痩せるって呪いの言葉みたいだね

痩せるって呪いみたいな言葉。
世の中そんなに痩せなきゃ男は勃起しないのか?

女として価値は無いのか?

と、ふと考えさせられる事がある。
スレンダーは見ていて羨ましい、が、実際食べても太らないし、酷い人は胃下垂で結構滅入ってる。
それは脱いで何不自由なく綺麗な裸体かも知れない。

実際私の周囲の細身の女性は綺麗だと思う。

然し、美とは時に何かを犠牲にして培うの?と言いたいほど痛々しい姿も見せる。

食は疎か、ヒール靴でつま先の狭い靴で外反母趾、髪の傷み、睫の無理な加工。
寒さと戦うその服装。

正直言うと余り健康的な美しさは無い。

何かしらスポーツでもしている女性の均整美とは次元が異なる。

痩せようと馬鹿高い健康食品や薬に依存し、本来美味しいものを美味しく食べない女性だっている。
少なくとも私が通う精神科にはそんな形で美に執着の余り恐ろしく醜く痩せこけた姿の患者を目の当りにする。


摂食障害モデルが先日この世を去った。

その裸体に男は性欲を覚えただろうか?私は映像の世紀と言う番組で見たアウシュヴィッツの餓死者の亡骸を思い出せずには要られなかった。

向精神薬で太った。

mixiにもそんなコミュが有るが、実際に薬飲んで食べて寝るだけの投薬治療だもの肥えて当然だ。かと言う私もパキシルで全てが麻痺した。唯食べて寝て仕事だけしての繰り返し。仕事中も眠いし、眠いから常に口に何かを突っ込んでいた。故に当然見るも無残に成る。心に悩み苦悩一切を淘汰する薬なのだ。

断薬しても生憎ドラマチックに痩せる事は無かった。

逆に離脱症状と後遺症で筋肉が硬化し普通に息をする。立って歩くだけで傷みが走る毎日だ。
今年になって漸く医師に相談して鎮痛剤を貰う。但し向精神薬では無い。あくまでも頓服薬で我慢の限界の時だけ飲む事にした。

鏡を見れば泣き出すほど醜い豚だ。
本当に自分が自分なのか解らないほど惨い姿で、見る影も無い。
離脱症状で食欲は減少した。とは言えど間食が無くなっただけでも若干変わりつつはある。
然し、昔には戻れない。


観念してから少し気分が楽に成った。

パソコンスクールに通って人と話す事は結構良かったのかも知れない。


「無理して更に悪化したら取り返しが付かないよ」
そう、性格が本来完璧主義者だから無理を無理と思わない性分がもろバレダ。
「時間をかけて変化していこう」
漸く、この絶望的な筋肉硬化での自殺企図から解放されたのだから。


暫くは鏡を見たくも無い。
でも現実、見ない訳には行かない。

今、精々出来る事は是以上の醜く成る悲劇を阻止する事でしか無いと言う現実だ。

自信が無いし、人に逢うのも怖い時だってある。
況して、滅多に逢わない逢えない彼氏何かを何処かで恐れている自分が要る。
遠距離で良かった・・・・・・。

その癖誰よりも寂しがり屋で甘えたがりの癖に損な話だとも思う。

それが今の私の現実の話。

自信喪失は恐ろしく人を臆病にするものだね。

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