2011年1月14日金曜日

哀しきか人の心より数字を愛する

ハローワークの職業訓練でパソコンスクールに通う日々。
遊び道具だったパソコンが仕事の道具に成って行く変化は魅力的だ。

幸い指導教員の先生も、とても魅力的なOL講師
向上心があり、実に私生活をREALに輝いて眩しい位の美人だ。
自信喪失のどん底の鬱病の私から見れば羨ましい事限りなし。

然し、実際の自分の私生活。

正直に言えば、周囲には誰も居ないし隣人なんかもいない。
仕事を失って一番ショックだったのは、丸で仕事をしていない自分には彼には無価値か重荷なのでは
無いだろうか?等と深く詮索してしまう程だ。

「忙しい」のは解るさ、どんな仕事だって事も理解はしているが
休暇は口約束で当てには成らない。
そんな半年が続いたし、その間私は向精神薬断薬で何度か死線を彷徨った。

メールや電話で泣き言を言っても、本音も忙しい人には言えない苦しさを覚える。

将来ってあるのかな?
未来ってあるのかな?
そんな不安定な気持ちのまま時間だけが無駄に過ぎていく。

かといって他に慰めを求める程の気分も気力も私には日々失せていく。

パソコンと向かい合ってEXCELでアレコレ関数でグラフの表計算をしながら沸々考える。

人の心が数字で解るなら苦労はしない。

そう考えながら今日はMOS検定試験の申し込みをして帰宅。
今ではハローワークが誰にでも推奨する職業訓練、検定試験を合格してもこれが
就職活動の武器になるなんて到底思えない。

何故なら誰でも持っている様な自動車免許証みたいなものだからだ。

私は寂しいだけなのかもしれない。

実につまらない女だと自嘲することで実はどうでも良くなっている。
生きている価値や意味すら見出せない惰性で生きているような有様だ。
その苦しさを打ち明ければ少しは楽に成るのだろうか?

表計算EXCELみたいに埋まれば気が晴れるのか何て保障は何処にも無い。

又無駄に一日が過ぎて、何の意味も無いまま私は生きている現実に涙する。

愚かだなと思いながら、返事も無い電話やメールに関心が薄れていく。
故に再就職先も考えた。

多分、私は必要とされていないだろうから何処へ消えても別に構わない。
そう考えたら少し気が楽に成るのと同時に哀しくなった。

鬱になって治療して失ったのは人間への関心だけなのかもしれない。

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